kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「消える言葉 残る言葉」

日本でも韓国でも SNSを通じた「大炎上」であるとか「それを苦にしての自死」であるとか まぁ 頻繁に載るようになった

でもなぁ…「コレってSNSが広がる時点で分かっていたことじゃねえの?」と思う

 

コロナ禍も相まって いわゆるTeamsなどの対面せず行う会議や 文書・データによる伝達や連絡が膨大に増えた

何事もそうだが 

「物事には良い面と悪い面が必ず存在し それを開始する時に 良い面ばかりを着眼して行っていると 必ず足元を掬われる」

昨年までの職場でも 連絡は大方「文書」つまり活字の羅列 それが10だろうが20だろうが 読み手のことなど考慮せず 逆に「自分は業務に真面目に取り組んでいる」とでも言いたげな 個人的主観の入った文書も混ざってる

事務連絡・業務連絡は 時間短縮になるかもしれないが それが30列記されていたら吐き気がする

今だから言えるが 私はそのページをほとんど見なかった 困ったら人に聞いた

 

「言葉」…とたった2文字の意味は深い

 

表題で書いたように 「話し言葉は空気の振動なので消える」だが「書き言葉は残り続ける」このことが とんでもなく大きな相違であることを理解して使い分けているだろうか?

モラハラ パワハラ…ハラスメント関連の問題も 「話し言葉が成文化」することで 「言った言わない」が争点になることが多いのではないか

SNSは「書き言葉」なので非難も批判も中傷誹謗も「残る言葉」

それを数千・数万人にされることを考えれば これはもう針か刃物攻撃に近い

 

「I Love You」と欧米人は恋人や妻に連発する 少なくとも日本人よりは多いだろう

私は口にするのも苦手だ それより 行動したり何かをプレゼントする方がいい

まして 文字で書くなんざ…たまったものじゃない

 

沖縄出身のryuchellさん27歳が息子さんの誕生の前日に自殺した

マスコミやらSNSでは その理由についてアレヤコレヤとまさぐり また「書き言葉」で断定しようとするのだろうか?

それでは 亡くなったご本人が浮かばれない    ご冥福をお祈り申し上げます

kei