kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「遺伝」

偏差値とは あるテストの標準偏差50を基準として それと何点上か下かではじき出す数値 例えば平均70点の国語のテストでは 偏差値50であり 平均35点の英語のテストで40点だったとしても 偏差値は50以上となるわけだ

どこかの記事で「偏差値40に該当する大人が新聞や 我が子の学校から発せられる公文を読んでも なかなか理解できない。」と書いてあった 偏差値40以下のパーセンタイルは大体15%なので 100人の保護者に対して15人も理解できない文書を学校は平然と送りつけていることになる 私は愚かだと思う 

日本人の皆が「偏差値50であるという思い込みをしている」 民主的じゃないなぁ…

 

そこで「知能」と「遺伝」の関連性について調べ始めた

赤いバーが右に寄れば寄るほど「遺伝の影響が強い」ということになる

体の大きさや体重はまぁ当然として 音楽の力も遺伝が影響しやすいとは…

慶応大学 安藤氏のこの研究は 一卵性双生児 二卵性双生児も対象として行っているので けっこう信頼できる結果なのかもしれない 知能は60%影響し 学業成績はさらに高い なので東大卒の親の子が東大 というのも珍しくないのだろう

 

……で この表を見ながら感じたことは「学校って窮屈で画一的な場所だったんだ」ということ 子ども全員偏差値50と当て込んで ガンバレ 努力しろ とか言いながら教えているのだとすれば「そりゃ 不条理でっせ」といいたくなる 別に人の才能は知能や学業だけではない 何より「当人が望む学びを提供するのが学校じゃねぇの?」と思う

 

それと重要なことは「統計」とは単なる数値・比率であり それゆえに「絶対性がない」ということ 運動音痴の父母からオリンピック選手の子は産まれることもある DNAはそれほど可能性に満ちている

大谷翔平 今日のダブルヘッダーの成績 1戦目 完投完封 2戦目 2ホームラン

こんなの突然変異としか思えず それは世界で 様々な形で起きているだろうから…

 

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