kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「余生」

他の人がどう感じるかは知らないし 手押し車を黙々押し ゆっくり前に進んでいるお婆ちゃんを見たりすると 言い切れるものではないけれど…

私は「余生」を生きたいとは思わない 

余りの生 とはけったいな言葉だ まるで「亡霊ごとき生」だとでも言いたいのか?

 

画家 横尾忠則は言う「人生も絵も最後は必ず未完成に終わる」

 

一つのことを追いかけ続けた者だけが言える 「未完成」 という言葉

 

漫然と生きていては 完成も未完成も無い

 

余生ではなく 未完成の人間として生を終えたい

 

追いかけ続けて終わりたい

 

kei

 

88歳の誕生日を迎えられたそうな