kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「一番自由な時間」

今日も夜中1時過ぎに目が覚めた 睡眠薬を飲んだからボンヤリしていれば また眠くなるんだろうけれど なぜか私は外を歩きたくなる

一番困っている時 一番つらい時 何かを考えたい時 私は歩く

ハイデガーの言っていることをしばし考えた けれど机の前での思考と 歩きながらの思考は なぜか全然違う

それは起きている時の考えと 眠っている時の「夢」が違うみたいに

ハイデガー。彼は「生き方に関し」重要な事を言っている それはわかる だが彼の言うことが「真理か?」と問われれば その一部かも知れないが全てじゃない と答えるだろう

「私の言うことが真理である」と言った瞬間 口に出した者は真理と遠くかけ離れた位置に立つ まがいもの。

それを知っているので 正12面体や20面体の「一つの面」だろうと考える

ハイデガーの言葉によってナチズムに溺れた者は数え切れぬほどいただろう ここまで鋭きゃ「諸刃の剣」に決まっている

 

だから夜道を歩きながら イヤフォンで音楽を聴き タバコを往復1本ずつ吸い 歩きながら 結局 「みんな忘れた」

自分の中の様々な思い 歴史上の人々が説く様々な概念 私はそれを知ろうし 学び そして忘れる。

忘れるとは「水中に沈みこませてしまう」ような感じだろうか…

また浮いてくることがある その時 今よりマジメに思考するだろう

「本来性」「非本来性」については その真意はなにか調べる必要があるだろうし 「禅」も知りたいと思った

 

けれど 時折安物カメラで写真を撮りながら 夜中フラフラ歩く私は ただのアホ。ほとんど考えていず ただ感じているだけだ

安物カメラは「おぼろ月」を写せない

ドンキで鶏肉を買って帰ってきた

kei