kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「壁のシミを取るのと『絵を描くこと』は同じである」

壁のヤニ取りはタイヘンだ 臭いで頭はヘンになるわ 手は痛くなるわ でも半分までもいっていない というかキレイに戻せるわけがない 煙は高いところが好きなので 特に天井がヒドイ。雨合羽・雨ズボン・手袋・マスクという完全武装して挑むものの2時間以上連続でやれない

これは天井に漂白剤を噴霧した痕跡で ソコだけ白くなっている

 

でも 壁全体を均等に白く戻すことは「まぁ不可能。必ずマダラになる。」

 

ただ マダラの壁を拭きながら ある大切なことを思いついた

芸術? 何言ってんだか…  マダラの壁のシミを紙タオルでセッセと落とすのと 絵を描くことは 動作も 意味も 基本的には同じ

絵を描くように壁をこする。これが当然であり 

絵=芸術はそんなにご立派なモノじゃない

高層ビルの窓を拭くのと 絵を描くのと どちらが「芸術」なのか定められない

社長と その会社の清掃の人 も 「一番大切な部分は等価であり 同じである」

 

私は絵を描くのと同じ気持ちで また壁を拭かなければいけない

 

「楽しい」「楽しくない」 

「綺麗」「綺麗じゃない」 こんなことは何の基準にもならない

 

そんなのかんけんね~!おっぱっぴ~! が「芸術」

 

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