kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「多面体」

ロシア・中国・北朝鮮…これらの国々 そしてその首脳は「悪を為している」とは爪の垢ほど考えていないだろうと察せられ むしろ「正義を貫く」という意志を持って ウクライナに侵攻し 台湾を強制的に支配しようとし 日本海にミサイルをブッ放しているのだろうと思います。

 

大の大人が それも国家を司る者達がこのようであってみれば「正義の値段と価値」は大暴落して当然

様々な国の若い人々は そんな世界をどう見ているのか? よくわからなくなってきます

 

ですが翻って自分自身を見直せば「正義と殊更に言えることは殆どないかもしれないし 悪の定義も怪しいし…」という感じなので 他者の心についてどうこう言えるものではありません

 

量子力学や般若心経 ピカソキュビズムの影響のためか

「強い人」は同時に「至極弱い部分を併せ持っている」気がし

「冷たい人」は内側に「とても熱い部分をもっているのではないか」という気もし

「優しい人」は「冷徹で 残酷な世界を見続けた人」であるような気がするのです

ユニコーン大谷翔平」もきっとウィークポイントはあるとおもいます…それが何かは…?

 

ただ その人の性格の一端の「発現によって」助けられたり 迷惑を被ることはあるので「見える一面は軽視できない」ことは確かなこと 事実だと思います

 

ですが…強い 冷たい 優しい と その人の人格であるとか 心全体を断定することは「多分 違うんじゃないかなぁ…」と思うのです

世間では 犯罪を犯した人を「犯罪者」と呼びます 何なりかの障害を有する人を「障害者」と呼びますが 私はこのような呼称は好きではありませんし あまり使いません

それが良い事か悪い事かはわかりませんが「~者」と名付けてしまうことに心理的抵抗を感じるのです

 

世界に一つだけの花~♪」いや…世界に同じ花が二つあることなど 無いのが当たり前

 

そんな風に感じるタイプの人間としては 子どもでも大人でも どのような民族 国籍を持った人でも「多面体」であろうと考えています

見える以外の側面を見ようとすることは 面倒ですし 時に迷惑もかけますし 「疑う姿勢」を肯定している という危うさを孕んでいるのは承知しているのですが…

 

バイアスという「思考の偏り」を持つ自身を前提として考慮するなら「自分が今見えているのは その人の一側面に過ぎない」と 自分自身に念を押しています

 

ロシア連邦は「内部から瓦解する」という説が出始め 100以上の邦 幾多の民族と宗教を抱え込むこの国家は 5か国かそれ以上の国に分裂し 紛争を始めるのでは?という憶測も流れ始めています 核ミサイルの発射も 第三次世界大戦の勃発も「想定外」とは言い切れぬ現代

「正義」とか「平和」について… 

それから中東・南米・アフリカ等 一見ウクライナ侵攻にあまり関係なさげな国々を含め 生きる地である「国家」としての損得勘定や国家間のパワーバランスについても よくよく考える必要がありそうです。

 

う…なんか似たようなことばかり書いているようですみません。

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