kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

現代芸術への招待「ジャスパー・ジョーンズ」(バカ3部作その2)

2017年06月03日記事

現在存命中で作品が最も高額で取引されているアーティストはジャスパー・ジョーンズ。まず作品をみとくんなはれ。

- 仮想の問答をしてみよう -

インタビューアー 「え~と。これは何の絵でしょう?アメリカに見えますけど。」

ジョーンズ 「はい。アメリカです。でも絵じゃないです。」

インタビューアー 「絵じゃない?だって、これあなたが描いたんでしょ?」

ジョーンズ 「はい。まあ・・・でも絵じゃないです。」

インタビューアー 「じゃあ、なんだっていうんです!?」

ジョーンズ 「 地図 ですってば。」

 

そう、これは絵ではない。地図なのである。

 

んじゃ次の彼の作品。

これは「的」

的の絵じゃない、的そのもの。ダーツだってホントにできちゃう。

ジャスパー・ジョーンズは平面のものは平面のまま、立体のものは立体でつくる作家なのである。
というか「まんま」つくっちゃう作家。

ネオダダやポップアートの先駆者(調べてちょ)と言われているが、
思考そのものは「バカボンのパパ」のそれ。

ついでに「これでいいのだ。」と作品自体が明言している。

 

かっこいい!

憎たらしいくらいいい作品!

 

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