kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「愛ちゃんは責めちゃダメ」

2021年03月07日記事

元卓球選手「福原愛」さんの不倫だとか離婚だとか 日本でも台湾でも騒いでいるそうだけれど
近頃 他人事にSNSとかで首を突っ込むヘンテコな人々にしてみれば「不倫」にゲスをつけたりWをつけたり色々勝手なことを言うけれど んで 私もここで勝手なことを書くけれど・・・愛ちゃんは責めちゃダメだと思う。

ここからは私の想像世界だが
3歳の頃からマスメディアに晒され 卓球をし泣くところをアップで撮られ続けた愛ちゃん
果たして彼女はどんな思いで卓球をし続け人間として今まで生きてきたのだろう と思う
競技では「勝たなければならない」というプレッシャー そして人間としては「プライバシー無し」に近かった 勉強も中国語を覚えるのに必死だっただろうし・・・そんな彼女が男を見る目を養う暇があったとはどうも思えない 色男 んで 優しい 紳士 このヘンくらいだっただろう その中に潜む心なんぞ見抜けるわけもなく 結婚相手の台湾人の旦那にしても「文化の違い」で困惑したのもあったと思う

米女優ジョディ=フォスターは天才子役として映画界に入りアカデミー主演賞を2度受賞した女優 頭脳も明晰でハーバード大学合格等「天才」との話もある その彼女が若い頃から悩み抱え続けた事柄が(私が察するに)「私は何者なのか。誰なのか。」という自己同一性の問題だったと思われる
演じているのが自分であれば 演技をしていない時の私は誰なのか? それが高じて人間とは何なのかまで彼女は考え 時に追い詰められたはずだ・・・
そしてそれは福原愛さんらスポーツ選手にも当てはまる
幼少期からメディアの標的だった愛ちゃんのみならず 柔道で金メダルを取り 引退後セクハラ・強姦未遂?等の容疑で逮捕され懲役5年となった内柴正人も 柔道で金メダルを取るほどの目のくらむ努力とストイシズム、そして動物並みの野獣性が潜んでいたものだと想像すれば 見境なく女に手を出し襲い掛かるのも何となく想像できる もちろんそれは罪として償わなければならないが
このように「生育」によって人は形成されていく   
だからと言って「情状酌量」とか「責任能力があり死刑」と簡単に断じられるものかどうかは謎

あ。話を広げ過ぎた
ともかく愛ちゃんに限って言えば 卓球のパオニアとして 現在卓球がこれほどまで国民に愛され TVでも堂々と生放送されるようになったのは「福原愛」のおかげだろう
それを考えれば 男が同時に5人いようと 6人いようと 責められるものじゃないというか 当事者でもあるまいし
他人の恋愛や不倫にゴチャゴチャ言い  ジャッジメントすること自体気味が悪い
この際 この日本人の気味悪いクセ 止めたらどうかと思うんだけど

ここでも「女でなく自分を探せ」である。

kei