kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「未来は必ず思い通りにはならない」

ニュースを見ると「70歳で3000万円所有していても 老後破産の可能性がある」

「NISA等投資で利を挙げるコツ」とか…

「計算」とか「統計」とか「予想」というアプローチで未来を考えると このような記事がバンバン載るわけだ 

しかし3日前に「能登の大震災」を予測した者は誰もいなかったと思われる

スーパーコンピューターを有し AIが発達し 専門の学者がゾロゾロいても「未来はわからない」

 

ただし「未来」というのは 量子の重ね合わせか 光の性質のように「全く矛盾した意味を併せ持つ言葉」だと思う      なので「未来観」は2つある

A 「計算」「統計」を交え 人々が望む形が現実化する未来 テクノロジー依存未来

B Aの全てひっくり返す「偶発的事象」が発生し 全て振り出しに戻る未来

未来Aと未来Bが天秤に乗っていたとする

普通はAの方に傾いているように観測される だが突然Bが数千倍にも質量を増し傾きが変わる もしその時 人類が残存していれば またAにモノを載せ質量を高めようとするだろう 但しBはまた「どんでん返し現象」を引き起こす

「恐竜」はこれによって 生き残ることが出来なかったが

別の種が繫栄することとなった

 

あと40億年程度は地球は存在するかもしれない

そこで起こるのは「左右に傾く天秤の動き」に外ならない

今幸せ 今不幸 今裕福 今貧乏 自分のことばかり考えればそうなるが

あらゆる存在が 天秤の上に乗っていることには変わりはなく 私もその例外ではない

前回の記事「あと10年」などと書いたが これは自分のことだけ考える頭に外ならず

予知能力を持たぬ私は 絶対に 思い通りにも 願い通りにも 恐れ通りにもならないことだけは知っている

kei