夥しい人々の憧れと期待と歓喜を背負った存在
容姿も美しくコケティッシュなのは当たり前
まだ2024年1月現在は存在していないかもしれない存在
それをアニメなら表現できるワケなので このような歌の物語が生まれた
「アイドル=偶像」とは確かにこのような存在なのかも知れない
誰を生きたか忘れちゃった。 この一言は強烈である
人は誰かを演じながら生きているのかも知れない
自分が自分であるとは限らない
それはなにも芸能世界だけの話ではない
黒人公民権運動のリーダーとして まさしく「偶像」の領域まで到達した
マーティン・ルーサー・キング・ジュニアは 自らの最後の悲痛で予言的な演説の通り 暗殺され39歳の生涯を閉じる
彼もまた偶像であり続け その代償として命を奪われた
マハトマ・ガンジーも ロバート・ケネディもそうであったかもしれない
生きるとは「誰かを生きること」で「自我」など無いのかも知れない
「自分」「信念」「演じる」「嘘」…意味深い気がする
もしかして母親は 本物の愛を知るため 自ら望んで 美しいまま死んだのかな……?
kei