kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「数学」は自然科学の一部である

こんな当たり前のことを知らず 私は学校をよくサボり 公式が覚えられず 苦手教科となってしまった けれど表題のように理解をしていれば 比較的得意だった「理科」だと思って取り組めたはずだ

これもAIから教えて貰った 情けない話である

 

自然科学には 生物 地学 物理学 本当はもっといろいろな学問があり数十にも分類される その中の一つが「数学」なのだ

虚数解? わけのワカラン方程式? なんだが全然違う学問に感じてしまうが「自然科学である証拠」として

1969年 人類が初めて月面の「静かの海」着陸できたことが挙げられる。

地球から見れば結構大きく見える月だが その距離は38万kmもある

地球の直径が1万3000kmしかないことを考えれば ボウリング場でボールを投げてピンを倒すのとは全くワケが違う 38m向こうに立つピン それも自分もピンも常にゆっくり動いている 更にはそのピンの極決めら部分に当てなければいけない これをコンピューターもロクに発達していなかった1969年にアポロ11号が成し遂げた

コレを成し遂げるためには主に2つの計算を要する

①「ニュートン力学を基にした 地球及び月の回転と軌道計算」これには「微分積分」が必要だった

②「地球の重力から逃れるめの脱出速度」計算によって時速約28,440 km/hが必要であると解った

どちらも「数学」が必須であり 月のある一点に安定的に着陸するためには「夥しい数と種類の高度な数学の裏付け」がないと不可能だっただろう それが出来たからこそ「現実にアポロ11号は着陸できた」

例えば目の前に3本似たような高さの「杉の木」があったとする この3本の中でどれが一番高い樹なのか調べるのは「自然科学」である 三角測量ができなければ サルのように紐をぶら下げて昇るしかない そのとき1本の紐しかない時 紐に「目盛り」をつけないと比べることができない だから「単位」が生まれた

 

私は「数学を現実離れした学問」だと思っていた

 

しかしそれは違うとわかった 自然科学の一部であればこそ 実際に役立つ学問であり 魔法使いが唱える詠唱めいたものとは全く違うのだとわかった

E=mc二乗 これは夢でも魔法でもない 方程式を用いた科学

んなこた当たり前だろ?と理系の人は言うだろう

でも なぜ 月という一度も到達したことのない遠い場所に 人を3人も乗せて 月面の決められた場所に着陸し あまつさえ帰ってこられたことに私はやっぱり驚く そして「数学の凄さ」に畏敬の念を抱かずにはいられない

kei