来年・再来年度 学校で非常勤講師か臨時教員をやろうか…と考えていた
収入は相当違う 非常勤講師なら 年間100万にはならないが
臨時教師なら育休・病休補充でなければボーナスまでもらえるし 300万近くはいくかも知れない
これらのことは「我が家の懐事情」が関係しているわけだけれど なるべくしてなるしかないので深くは考えていない ただ試験を受け合格し 採用を尋ねられた場合どちらかを選択しなければならないだろう…
自分のことをふと考えると 沖縄県では 良かれ悪しかれ「名を知られてしまった教師」だった 劇を作ったり 管理職や教育庁とケンカし負かしたりした 県教育庁には「札付き要注意人物」とハンコを押されていただろう 私は組合に入っていたが 単なる烏合の衆で 校長にパワハラを受け続けている教師すら助けに入らず 校長に立ち向かうことができない組織だとわかり 後に別の学校で 校長の不正を指摘する時 組合に「共にやるか」と尋ねてもNoだったので その時組合を辞めた 毎月結構な額を徴収しているくせに「長い者には巻かれる無能の集団」だった
昨年高校で美術の非常勤講師をやり 今年は無職
その期間に随分考え方が変わってしまった。 …というより分からなくなったのだと思う
①「教える」
この言葉は今は「相手を見下した」「高飛車的」意味が多分に含まれていて 使いたくない言葉の一つになった 人は学ぶのであって 相手が注目していなければ何を教えても「馬耳東風」 教えることに意義があるのは「前期初等教育」段階で 理屈抜きで身に着けてもらわなければならないことや 簡単な計算 そして文字 倫理観 は教える必要があるだろうが…後期初等教育=中学校ではどうなんだろう?
教える者に「教えているという自惚れ」があると拒絶されるのではないかと思う
②「健常者」
この言葉は早々に国語辞典から消し去りたいが「障害者」という対極の概念がある以上そうはできないだろう たしかに「障害者手帳」は重要であり 知的・精神的障害に留まらず 糖尿病で人工透析をしなければ生きられない場合 障害者として認定されないと 新築の一軒家が3~5年で消えてなくなる だが「健常者」は「精神的・知的・情緒的・病的」全ての観点から「健常」と言えるのかというと 疑わしい 統計として内差はあるが5人に1人 7人に1人 発達障害等なんなりかの健常でない要素を持っていると言われている なので 「教師はまず自分自身を健常者か。健常とは何か」を熟考しなければならない
③「未来」
この言葉こそ「よく教師の口にする猛毒」
猛毒ではあるが 重要な概念である 漠然と「おまえの未来のために言ってるんだぞ」とか言う教師は 私は全く信用しない 未来のことを口にできる教師は 生徒に向かって「当人が望む未来があるならば 今何をするべきなのか どう考えるべきなのか」を問い 共に考える だから その時その瞬間という「今」を大切にしている教師の方に納得する
…う。まだあと3つくらい書ける。 こんなに教師の文句ばっかり書いている者が果たして教師をやれるのか? ただ「わかった時 達成した時の児童生徒の顔と表情」には心が躍る
kei