kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「世界に絵が ないことを考える」

戦争はある 

殺人も 詐欺もある

好きな人も 嫌いな人もいる

やる気がない時も ある時もあるけれど

ネアンデルタール人が描いたのか クロマニヨン人が描いたのか 3万年以上の前の壁画

南フランスのラスコー洞窟壁画は古いモノで2万5000年前くらい?

でも古代人の絵を描く意識は 現代と随分違うだろうと思う

他者に褒められために描いたわけでもないだろうし

数万年残り続けることも想定すらしていなかっただろう

どんな気持ちだっただろう… と 想像してもわからないから

いっそ 「自分が世界で初めて『絵画』を発明する」気でいればいいのだと思った

 

賢者は歴史に学び 愚者は経験に学ぶ   ホントそうだろか?

 

歴史を学べば学ぶほどアカデミズムに飲み込まれ  誰かの真似をし

「数多の絵画の中から どれかを選ぶように描いてしまわないか?」

 

人生だって同じだ

A~Zコースに分類された未来を「チョイス」するような人生なら きっと死ぬ時後悔する

 

私ははじめて「人間」という生を 一度きり生き

 

私は世界に絵が存在しないと仮定して 生み出してみたい

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