kei 「蜘蛛の糸Ⅱ」

2023年3月退職 後の生と死を「絵と言葉」で考えたい…4月からは「画家」か?「肩書を持たないただの人間」として生活していこうと考えています。

「人間コスト」

こんな機械が例えばレストラン 寿司店にあって タブレットで簡単に注文できるようになりました

インフルエンサーひろゆき氏の話を考えていました

欧米では「タッチ式注文・カード支払い」が普通のようで 発券機で好きなメニューを選んで それを提出して食べるのが当たり前とのこと…そういえば日本でも当たり前になっていますよね だから事の重大さに私は気づいていなかったんだと思います

ではこの画像はどうでしょう

タッチパネルがステップ1段階だと仮定して 上図はステップ3辺りになるでしょうか?

必ずこのような時代がやってきます

ステップ1の「タッチパネル注文」でさえ 「人間の労働の削減」という意味では大きな役割を果たしていることが分かります

近年欧米も日本も「外国人労働者を受け入れたくない傾向」が見受けられます

トランプ大統領は アメリカはメキシコ人の移入をハッキリ拒絶していました

この中の重要な1点の理由は「支払う賃金に見合った仕事ができるかどうか」という「コストの問題」が密接に関わっていると ひろゆき氏は言います

最低賃金は東京なら時給1000円ちょっと アメリカなら2倍以上でしょう…

1日働いたとすると8000円から20000円を労働者に支払わなければなりません

それが1か月 1年 10年となればどれ程の金額になるでしょう

なぜ「タッチパッド」を用いるのか なぜAI化が加速するのか これは「コスト」からくる非可逆的変化なのだとわかります

AIは高度化しつづけ 「2045年問題=シンギュラリティ」ではAIが人間の知能を完全に上回る という説があります

現在は「注文用タッチパッド」「将棋・囲碁ソフト」など単一機能しか持たない いわゆる「弱いAI」が世界中で利用されています

しかしシンギュラリティが一旦起これば ヒト型AIは掃除もこなし PCのタイピングもこなし 話をし そして将棋をすれば藤井八冠に勝ってしまう「強いAI」が出現します 強いAIをさらに進化させるのは人間ではなく 同じAIなので無段階的に高度化するわけです

皮肉っぽい話が好きなひろゆき氏は 企業が必要とするのは「高い能力を有する人間」に絞られていくと言っています「適切な人との対応ができ 強靭で 頭脳明晰 外国語も堪能」即ち高額の給与を与えてもプラスを生み出す者しか要らなくなるということですが まるで「強いAI」如き人間という事でしょうか…

人間でなければ出来ない業務以外 高い能力を有さない人材はどんどんAIに取って代られれていく  当たり前の話?そうかもしれません

でも もうそれが当たり前のようになってき始めているというのは「タッチ注文」という些細な事からもわかること 

タブレットをタッチしながら これからどんな業種が消えていくのか考えなければなりません

 

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